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3月14日に水素爆発したプルトニウム燃料の3号機。
それでも、枝野官房長官は「3号機の格納容器は健全だ」と言ったのです。

事実を語った審議官を、菅と枝野は更迭してしまった


菅直人、枝野コンビに対しては、最初、同情的だった海外メディアも批判的になってきているようです。大勢の国民の命を危険に晒し、近い将来において、国民を犠牲にするかも知れない「間違った政治家」として。

地震後、福島第一原発の状態について初めて記者会見に臨んだのは原子力安全・保安院の中村審議官でした。

彼は、「これから調査します」の一点張りで、とうとう業を煮やした記者たちから責め立てられ、ついうっかり、「(1号機の)炉心の中の燃料が溶けているとみてよい」と口をすべらせてしまいました。

中村審議官は東大工学部出身の技官です。
今のオズラ眼鏡の西山審議官は原子力発電の知識などない事務官です。原子力安全・保安院は、ほとんどが文書屋で、科学的知識はありません。
なぜ、適任の中村審議官が、たった一度の会見で姿を消したのか。

独立総合研究所代表の青山繁晴氏によると、菅直人と枝野が中村氏を更迭したからだ、というのです。

分かりやすいので、こちらから。
NEWSポストセブンによると
「菅首相と枝野官房長官は、中村審議官が国民に不安を与えたと問題視し、もう会見させるなといってきた」(経産省幹部)というこです。

さらに状況が悪化すると、菅政権は人事で目くらましを図った。

13日になって蓮舫・行政刷新相に「節電啓発担当大臣」を兼務させ、辻元清美・代議士を災害ボランティア担当の首相補佐官に任命した。
しかし、その前日に枝野長官は災害ボランティアについて、「二次被害や交通混雑で救援に遅れが生じる」として「今は不要」と表明している。

おまけに仙谷由人・民主党 代表代行を官房副長官として官邸に呼び戻すなど、行き当たりばったりは明らかだ」。


しかし、メルトダウンは実際に起こっていた。
中村審議官が正しかったのです。彼には、技官としての良心とプライドが残っていたのでしょう。

【枝野氏「よくやっている」「総理候補に浮上」と評価される理由なし】

「菅内閣の「嘘」体質は常軌を逸している。

本誌は4月1日号で原子力安全・保安院の中村幸一郎・審議官の“更迭”をスクープした。

東大工学部出身の技術キャリアである中村審議官は、震災翌日の会見で、検出された放射性物質から、「(1号機の)炉心の中の燃料が溶けているとみてよい」と炉心溶融の可能性に言及した。これは正しい認識だった。

ところが、菅首相と枝野幸男・官房長官は、「国民に不安を与えた」と問題視し、中村氏を会見の担当から外すように経産省に指示したのである。そして、枝野長官は会見で、炉心溶融情報について、「炉を直接見ることはできない」といってのけ、中村氏の正しい指摘を封印した。

あの段階でメルトダウンを認め、すぐに海水注入の措置を取っておけば、その後の水素爆発、放射性物質の拡散は防げた可能性が高いと専門家は指摘する。

菅氏、枝野氏が国民を危機に陥れた責任は非常に重い。

その枝野氏は、今になってメルトダウンを認め、廃炉の可能性を言い始めたが、間違いを認めるなら、まず自分の嘘と失敗を詫びたらどうか。

この男が「よくやっている」とか「総理候補に浮上した」などと評価される理由はどこにもない。

※週刊ポスト2011年4月15日号」。


以後は、国民の多くが、「蓮舫や、辻元清美は、いったい何の役に立っているのか」と感じたように、彼女たちの働きについて、いぶかしく思ったことでしょう。何のための人事なのか…。

震災のドサクサの中でネット規制法案を決定

そして、3月18日。
私たちのまったく知らないところで、「コンピュータ監視法案」を震災のドサクサの中で閣議決定してしまいました。
http://www.news-postseven.com/archives/20110411_17219.html

「これは捜査当局が裁判所の捜査令状なしでインターネットのプロバイダに特定利用者の通信記録保全を要請できるようにするものだ。

指宿信・成城大学法学部教授はこう指摘する。

「当局が通信傍受を行なう場合は組織犯罪に限るなど厳しい制限があり、国会報告も義務付けられている。
しかし、
この法案はやろうと思えば誰のネット通信記録でも安易に取得されてしまう危険性がある」。

この法案の閣議決定と歩調を合わせるように、警察庁はネット上の『デマの規制強化』に乗りだし、名誉毀損などで摘発も検討する方針を打ち出した。

警察庁OBの大貫啓行・麗澤大学教授が語る。

「ネットの掲示板にはデマも多いが、それをデマだと打ち消す情報もある。大震災や原発事故にかかわるネット情報が氾濫していることに、捜査当局がパニックになって冷静な判断ができていない印象がある。
言論の自由が浸透する日本国民をもっと信用すべきです」。

つまり、菅直人、枝野コンビが、「デマ」だと判断すれば、あなたも、私も警察からお呼びがかかる、ということです。

今まで、東電の言いなりになって、国民に正しい情報を伝えてこなかったのは誰でしょう。

「安全デマ」を流している張本人が「デマ」と断定できる法律を成立させようとしているのです。
狂気の沙汰です。
であれば、この二人は、海外の政治家たちを片っ端からデマゴーグと認定しなければならないことになる。

3月18日、閣議決定。
私たちのほとんどが知らないうちに。
菅直人、枝野は、これで「安全デマ」を流し放題というわけです。

3月14日の午前11時頃に、福島第一原発 3号機で水蒸気爆発が起こりました。



同日の11時43分、枝野は、このように記者会見で言っています。

「放射性物質が環境に飛び散っている可能性は低い。
爆発は福島第一原発 1号機と同種のものと推察される。
格納容器は健全である。
安全のために20km圏内の住民は屋内退避となった」。


3号機は燃料にプルトニウムを使っています。

枝野が言うように、格納容器は健全などころか、それは破損していました。
そして、プルトニウムも、漏れ出していたのです。
東電、専門家たちは、「ウランが核反応を起こしてもプルトニウムは出るので、どの原子炉から漏れ出たのか特定できない」と言っていました。

私なら、こう言います。
「これは重要なことなので、どの原子炉からプルトニウムが出てきたのか、すぐに調べてみたい」。

東電は、3号機が水素爆発を起こした14日の翌日、15日の未明に、「中性子が検出された」とだけ発表しました。
中性子が検出されたのであれば、誰でもプルトニウムの漏出を疑うのが当然です。

とうとう、NHKも、15日に「3号機で中性子が検出された」と、放送しました。

NHKは、「3号機周辺から」と報道しているのです。

しかし、その後、1週間以上も、中性子についての話が出ることはありませんでした。
http://www.asyura2.com/10/nametoroku6/msg/1330.html

【プルトニウム漏出隠蔽に関する考察】

そして、副社長の武藤栄は、28日に、

「福島第1原発の敷地内5カ所で21、22両日に採取した土壌から、微量のプルトニウム238と同239、240を検出した。
このうち1号機から 西北西へ約500メートル離れたグラウンド付近と北へ約500メートル離れた固体廃棄物貯蔵庫前の2カ所で検出されたプルトニウムは、今回の事故で損傷し た核燃料棒から出てきたと考えられる」


と記者会見で発表しました。  時事ドットコム

しかし、3月23日、東電は、「3月11日以降、13回、中性子線が検出されていた」ことを発表したのです。

13回も中性子線が検出されていたのに、プルトニウムが見つかった、と記者会見で武藤栄が言ったのが、なんと28日。
時系列があわないのです。

東電は、プルトニウムを隠すために、内部で「どのようにすれば、つじつまあわせができるか」、何日も悩んでいたのでしょうね。滑稽です。
で、いくら考えても良いアイデアが出ないので、仕方なく28日に記者会見で発表したのです。

このニュースは、わずか20分後に世界中に配信されていたのです。
Neutron beam observed 13 times at crippled Fukushima nuke plant

フリージャーナリストの上杉氏は、次のように東電に詰問しました。
http://uesugitakashi.com/?p=721

………ひどいのはプルトニウムの件で、「プルトニウムはどうして計ってないのですか、14日に爆発してるのですよ」、と百歩譲って先ほどの話(で出ましたが、)

「21日22日までには1週間あったではないですか、IAEAの勧告では発生直後にセシウム、ヨウ素が出た場合はプルトニウムを検査すると書いてあるじゃないですか」と訊くと「計器がありませんでした」。
「プルトニウムを検査する計器がないんですか?」と訊くと「ありません。アルファ線はありません」と言ったのです。
・・・嘘でした。

新聞テレビはアルファ線を計る機械がないと書きました。当然ながら、訂正してませんが。
で、計ったのはどうなったかというと、「計るのに時間かかり、1週間かかっててます」と嘘を言ったのです。
「違いますね、プルトニウムを計るのは22時間で計れるじゃないですか、どうして嘘をつくのですか」と訊くと、「計るのは22時間でできますがその後チェックして外部機関から戻ってきて数字を修正したりするのに数日を要した」。
なんで数字を修正する必要があるのか分かりませんが、「では2回目はどうしたのですか」と、これを昨日訊きました。
「9日前に計っていますよ、なんで発表しないのですか」と訊くと、「今、準備をしています」。
なぜ22時間で計れるものを9日間もかかるのか。

さらには14日に3号機が爆発したときに、その瞬間に作業していた職員は被爆してる可能性がある。ご存知のように、プルトニウムは小さな粒子で肺に取り込み、肺に着床、着地すればそこから永久にアルファ線を発し続けます。
場合よってほとんど肺がんになります。
危険な放射能、もっとも危険な放射能です。
IAEAの基準でプルトニウムに関しては、防護服を2重にして、さらにマスクも―吸いこんだらアウトですから―2重にするという基準があります。
「作業員に着させてたんですか」と訊くと「その時点でプルトニウムは発見されてないのでやっていません」。
当たり前ですね、計ってないのですから。
・・・すべてがこんな感じです。


上杉氏は、このままでは日本は世界中から犯罪国家とみなされる、と大変危惧していました。
彼は、このように書いています。

「世界中ではプルトニウムの検出をもって、いよいよ日本は取り返しのつかない原発事故を起こし、政府はコントロールが失いかけているとみ始めている。

欧米、とくにフランスを筆頭とした国々は、日本のことを悲惨な震災に見舞われた被災国というよりも、原子力エネルギーを管理できない核犯罪国家とみなし始めている。

このままではG8の一員である先進国としてどころか、放射能汚染を放置する無政府状態の最貧国として扱われる日が近いのかもしれない。

それでも、東京電力と政府と大手メディア、そこに群がる御用評論家たちは、プルトニウムは『危険ではない』」と強弁している」。


そして、今、この記事を書いている最中に、さらに上杉氏は記事を更新したようです。

【福島第一原発の事故でプルトニウムが飛散。人体に危険はないの?】

27日、東電の記者会見で配られた、爆発した3号炉の資料にはなぜかプルトニウムについての記述がなかった。
筆者が、
「プルトニウムが検出されてないのは本 当か?どれくらいの期間、検出されていないのか?」と質問したところ、東電は、
「検出されていない」と回答。
「検出されてないのではなく、測ってないので は?」と確認すると、測定してないばかりか計測機さえ持っていないことが明らかになったのだ。

ブルームバーグ:3月27日にも確かに、そのように書かれています。


海外ではモーレツな批判続出。菅、枝野は分かっているのか。この二人は、日本国民の顔に泥を塗っている

なぜ原発事故が起こったのに、肝心なプルトニウム値を測っていなかったのか? という批判が、いま、海外のブロガーたちの間では盛んに言われています。

福島第一原発から飛散してきた放射性物質が、諸外国で確認されるようになってからは、今度は、自分たちの身の安全を真剣に考えようとする人が増えているのです。

安定ヨウ素剤としての、ヨウ化カリウムがアメリカ、ヨーロッパ各地で売り切れ続出です。
また、ガイガー・カウンターが売り切れてしまって、入手困難になっています。

プルトニウムは、通常のガイガー・カウンターでは計測できません。
海外では、「 何故、専門家が計測値を発表しないんだ!!」と、もう大騒ぎです。

大気中の放射性物質などを計測しているバークレイ大学や、EPAには、「プルトニウム値を大至急測って、公開しろ!!」というメールや問い合わせが日に日に増えています。

海外の人々は、日本のように、ポワンとしていないのです。
核の怖さ、プルトニウムの猛毒性を海外の人たちは、私たち日本人より、ずっとよく知っているのです。

プルトニウムを計測する計測器については↓このサイトの上から三分の一ほどスクロールダウンした辺り(黒太文字のところ 表の上くらいのところ)
http://www.idealist.ws/contamination.php

こちらのサイトでは、「多少、費用はかかってもかまわないから、自分たちで(福島厳罰敷地内の)水溜りの水のサンプルを取って、研究所で分析してもらいましょう」と呼びかけています。
http://www.llrc.org/fukushima/plutoniumsamples.htm

プルトニウムは安全だ、なんて子供たちにPRしている日本の電力会社は、海外で袋叩きに遭うでしょう。
核についての意識が、全然違います。

日本人は、何十年にもわたって、電力会社、政府に強いマインド・コントールを受けてきたわけです。
もう、そろそろ気づくべきです。

私が、おかしいと思ったのは、昨夜のニュースです。
「風評被害を防ぐために、福島第一原発近傍の土地の表面5cmを削り取るか、あるいは汚染された土を40cmまで鋤き込んでしまえば、土の塊の中に放射性物質が閉じ込められるので、野菜などの根から放射性物質が吸収されにくくなるので、大丈夫だ」
というニュースでした。

ほとんどの避難所は、まだ停電したまま、水道も復旧していないというのに。
そして、海洋汚染については、相変わらず「低濃度の汚染水」を放出しているというのに、もう、汚染された土壌を改良する話が出て来るとは、いやに気が早いものだ、と思ったからです。

プルトニウムを隠したいから? 
私の考えすぎでしょうか。

くどいようですが、プルトニウムを使用している3号機は水素爆発をしたのです。

昨日、枝野が「計画避難区域の変更」を言い出しました。理由は「放射性物質の予想外の拡散」です。
20キロ圏外にも避難区域、飯舘など5市町村

枝野の「安全デマ」は、どれだけの人を大量被曝させてきたのでしょうか。
菅、枝野は、大勢の人々を大量被曝させたのです。
「大嘘」をつきとおして。

【福島・飯館の妊婦・乳幼児避難へ  50人、高い放射線量に不安】

【「国に裏切られた」 計画避難に住民ら怒り】

「デマを流す人」----それは、菅直人と枝野、そして、愚昧なマスコミです。
5年後、10年後、菅直人、枝野よ、君たちは覚悟ができていますか?

あまりにも無能すぎる!

世界は、君たちに対して、そのようなレッテルを貼っています。そして、世界中が、君たちに怒っているのです。
鈍感な、あなた方には分からないでしょう。


ガイガー・カウンターを使って、野菜をいちいちチェックして売っている地元の八百屋さんのニュースが流れました。
本当に涙ぐましい努力です。
地元を救いたいという気持ちは痛いほど伝わってきます。

しかし、ガイガー・カウンターでは、プルトニウムは計測できないのです。
それを、政府がプルトニウムを計測できる機器を使って、細かくやるなら、私も福島産、茨城産の野菜を食べたいと思います。

東電は、まだ、このときも本当のことを言っていません。





マンハッタン計画―プルトニウム人体実験
アルバカーキー トリビューン 著  広瀬 隆 翻訳

出品者から 
マンハッタン計画―プルトニウム人体実験


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