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高い放射線量、東電公表せず 3号機、水素爆発前に把握
asahi.com  2011年5月13日
朝日新聞の記事です。
すぐに削除されてしまうでしょうから、全文掲載します。


福島第一原発の事故をめぐり、東京電力が、3月14日に水素爆発を起こした3号機の原子炉建屋について、その前日から高い放射線量のデータを把握していたにもかかわらず、公表していなかったことが分かった。

これは東電の内部資料で判明した。
原子力の専門家らは「作業員や国民の情報共有のため、具体的な数値 をいち早く明らかにすべきだった」と指摘している。

この爆発で東電社員7人が負傷。今後の事故検証で、データ共有しなかったことが避難の遅れにつながらなかったかなど、東電の対応ミスの有無が焦点の一つになる見通しだ。
この内部資料もそれを判断する材料になるとみられる。

朝日新聞が入手した内部資料は、地震が発生した3月11日から4月30日までの期間に、福島第一原発の事故をめぐる動きが時系列で並べられている計約100ページの一覧表。
原発や東電本社など様々な情報を集約したとみられ、原発内の放射線量や原子炉内の圧力、水位についてのデータや、保安や復旧を担当 する各班の動き、敷地内の放射線量などが、分単位で記載されている。

福島第一原発では運転中だった1~3号機が3月11日の地震で自動停止。
その後に津波に襲われた影響で全電源が喪失し、原子炉が冷却できなくなった。

12日に1号機が水素爆発した後、3号機では13日午後から炉内に海水を注入して冷却が試みられたが、14日午前11時ごろに水素爆発を起こし、原子炉建 屋の上部が吹き飛んだ。
燃料棒が一時露出するなど炉心が損傷し、爆発しやすい水素が発生していたとみられる。

東電の内部資料によると、3号機については、13日から、原子炉建屋内の高い放射線量のデータや水素が増えている可能性について記述があった。

「二重扉内側300mSv/h(ミリシーベルト毎時)」(13日午後1時17分)、

「水素がたまっている可能性が高い(1号機と同様)」(13日午後2時7 分)、

「二重扉北側300mSv/h以上(中は白いもやもや状態)、南側100mSv/h」(13日午後2時31分)

などだ。

毎時300ミリシーベルトは、福島第一原発の作業員に限って認められる年間の上限線量250ミリシーベルトと比べても非常に高い数値だが、東電はこれらのデータについて未公表だ。

枝野幸男官房長官は3月13日午後の記者会見で、3号機で水素爆発が起こる可能性について言及したが、結局、その爆発で7人が負傷し、うち6人に放射性物質の付着が確認された。

宮崎慶次・大阪大名誉教授(原子炉工学)は、
「非常事態だからこそ現場は対応に追われていたはずで、東電本社が判断して、具体的なデータを作業員や国民に公表すべきだろう。
公表しなかった本社の判断は、今後検証されなければいけない」と指摘。

技術評論家の桜井淳さんも「日本の原発事故への対応は、世界的に注目を集めている。このデータにとどまらず、携わった人の証言、東電本社、国などの指揮命令、判断とその根拠、情報が正確に現場へ伝わっていたのかな ど、今後も解明する必要がある」と話している。

東電広報部は「放射線量が高いことについては、これまでも事実として公表させてもらっているが、その具体的なデータなどは公表していない。整理し、しっかりとまとめた上で公表したい」としている。

(藤森かもめ、小堀龍之、野口陽)


東日本大震災:福島第1原発事故 1号機、大半溶融 データ信頼性欠如
毎日新聞 2011年5月13日 東京朝刊

これは毎日新聞の1号機についての記事。

従来発表より大幅に水位低く 計器調整後に判明

東京電力福島第1原発の事故で、1号機の燃料が原子炉圧力容器の底にたまり、容器の底に数センチ相当の穴が開いている可能性が浮上した。
底にた まった燃料の大半は、水につかって冷やされているために安定した状態とはいうが、大量に水が漏れ、水位の把握すらできていなかったことが露呈した。圧力容 器が損傷していることは、東電が策定した工程表に見直しを突き付ける事態だ。
目では確認できない炉内の状況は、限られた計器で推測するしかない。手探りの作業は今後も難航が予想される。

東電が1号機の燃料の大半が溶融したと判断したのは、点検・調整した水位計で圧力容器内の水位を測り直し、これまでの見込みより大幅に低かったからだ。

水位は、燃料棒(長さ約4メートル)の上端から約5メートル上と、下端から約1・5メートル下の位置で水圧を測り、その差から算出する。これまで水位は燃料棒上端から1・6~1・7メートル下と発表してきたが、新たなデータでは上端から5メートル以上も下だった。

燃料棒が健全な状態であれば、完全に水面から露出していることになるが、圧力容器下部の温度は100~120度とあまり高温ではない。このため東電は、燃料の大部分は溶融して落下し、水の中にあって冷却され続けていると推定した。

原子炉の状態把握の頼みとしてきたデータが覆る事態について、経済産業省原子力安全・保安院の西山英彦審議官は12日、「(今回のデータは)これ までより信頼性はある」と述べた。
奈良林直・北海道大教授(原子炉工学)は「これまで水位計が機能しているかのように発表してきたことは問題だ。それらの データに基づいて発表された工程表は何だったのか」と不信感をあらわにする。

また、原子炉内の現状について、奈良林教授は「燃料のほとんどは圧力容器の底で水につかり、冷やされているだろう。一方、圧力容器の底は制御棒を駆動させる装置などが貫通しており、そのような弱い部分が壊れた可能性がある」と指摘する。

実際、東電は12日夜の会見で、圧力容器の底が壊れた可能性に言及し、水位が低い理由を「全体で数センチ相当の穴が開き、そこから水と燃料が外に漏れているようだ」と説明した。

燃料は、いつ圧力容器の底に溶け落ちたのか。燃料が溶け出す温度は、2800度と高温だ。二ノ方寿・東京工業大教授(原子炉工学)は「燃料が溶融 したとすれば、発熱量の大きな事故直後に水から露出したときではないか。現在の発熱量は少なく、露出していても水蒸気で冷却できるはずだ」とみる。

同じく燃料溶融が起きた米スリーマイル島原発事故(79年)では、溶けた燃料の取り出しが難航し、汚染の除去に14年かかった。
二ノ方教授は「今 回は事故当初、海水で冷却していたため、塩によって圧力容器の腐食が急速に進み、損傷する心配がある。溶融した燃料と被覆管の金属などが混ざって固まって いる可能性もあり、(廃炉のため)取り出すのも大変な作業になる」と懸念する。

燃料の損傷に関しては、保安院が「溶けた燃料棒が下へ落ちる状態」を最悪の「メルトダウン(炉心溶融)」と定義している。東電は「形状を維持していないという定義であれば(メルトダウンに)あたる」との見解を示した。

内閣府原子力安全委員会の班目(まだらめ)春樹委員長は12日の会見で、「燃料溶融は早い時点から予想していたので驚きはない。圧力容器の温度から、全部が水没しているとはいえないんじゃないかとも思う。もう少し分析したい」と述べた。

【河内敏康、藤野基文、西川拓、野田武】

2、3号機もメルトダウンの可能性…東電認める
2011年5月14日22時34分  読売新聞

東京電力は14日の記者会見で、2、3号機の原子炉について「最悪の場合、1号機と同様のケースが想定できる」と説明し、核燃料全体の溶融(メルトダウン)の可能性を初めて認めた。

1号機では、11日に水位計を調整した結果、炉内の水位が低く、燃料が冷却水から露出して溶けたことが確実となった。2、3号機の水位計はまだ調整していないが、1号機と同じ仕組みのうえ、もともと1号機より低い水位を示している。

ただ、東電は炉内の温度などから、2、3号機は1号機より燃料の損傷が少ないと推定している。

(2011年5月14日22時34分  読売新聞)

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大マスコミが東電、電気事業連合会に反旗を翻した

東電の賠償スキームから、「どうも今後は、東電、電気事業連合会のスポンサードはなくなるらしい」と東電に尻尾を振って、事実隠蔽の片棒を担いできた大マスコミも、気がついたようです。

今まで、大マスコミが、まったくこれらの事実をつかっんでいなかったですって?
そんなお人よしですか?

ただ、恐れて書かなかっただけです。
それが東電、電気事業連合会に尻尾を振り続けていても広告費は回ってこないことが濃厚になってきたので、大マスコミが東電、電事連を切り捨てにかかっている、ということです。
事実、電気事業連合会はスポーサード番組を降板しています。

こうした人の生命にとって最も重大な情報をひたすら隠し続けてきた東電に破防法を適用せよ、などととう過激な発言も目立っています。
なるほど、これでは「東電の原発テロ」と世界中から言われても仕方がないでしょう。

小利口な大マスコミは、頃合のいいところで「逃げ」を打ったということです。
そして、社会の公器としての体裁を取り戻そうとしているに過ぎないのです。

つまりは、「金の切れ目が縁の切れ目」なのです。

これで、東電の大嘘を暴いてきたフリージャーナリストの上杉隆氏に強力な圧力をかけてテレビ番組を降板させたり、原発の危険性を学術的な立場から訴えてきた京大の小出裕彰助教を、同じくテレビ番組から締め出してきた電力マフィア、電事連も表通りを歩けないでしょう。

そして、日本を救うために命がけで訴えてきた人たちを脅してきた電通も、ゴミクズとして力をなくしていくでしょう。

彼らは気づいていないのです。マスメディアの終焉を。もう、とっくに終っていることを。
しかし、彼らはネットでは遅れを取ってしまった。

いやいやインフラのことではなく、ネットにおいて本当のスキルを持った頭脳はすでに流出してしまっていることを、です。
今、残っているのは役立たずの連中ばかり。
1年後には、それがはっきり分かるでしょう。

時間があれば、その辺のことを理論立てて書いてあげますから、大マスコミさんも勉強するといいです。
もう手遅れでしょうけれど。

とうとう福島第一原発の作業員が亡くなってしまいました。

原発テロリズム・東電、電事連、大マスコミが死なせたようなものです。

大マスコミにわずかな良心が残っているのであれば、この事実をどう切っていくつもりなのか?
世間、いやいや世界は日本のマスコミの態度に大注目していることを意識しなければならない。

石原ジョンイル親子は、それでも東電擁護するのでしょうか。この親子の立ち振る舞いは見ものです。
一方、発狂寸前の青山繁晴は必死ですが。

しかし、彼らの「退場」も時間の問題です。
世界が、じっと見ています。



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