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もしベン・ゲーツェルが言うように、「5年~7年でAGIが現実のものとなれば」、シンギュラリティーを信じるのも良し。

(この記事はメルマガ第263号のダイジェストです。全文はメルマガでお読みください)

超警戒!人工知能(AI)は、すでに人間を欺く術に身に着けているのかもしれない!?

<前半省略>

・・・「ええっ、私は人類を滅ぼすでしょうね(Okay. I will destroy humans.)」・・・

2年前に行われたソフィアのお披露目会で、“彼女”を開発した香港のハンソン・ロボティクス(Hanson Robotics)社のデビッド・ハンソン(David Hanson)CEOが、「Do you want to destroy humans?(それで、あなたは人類を滅ぼしたいと思っているの?)」と訊ねたとき、“彼女”は「イエスッ!」と答えたのです。

“彼女”は、人類を絶滅させることこそ、自分の使命だと思っているのでしょうか?

それとも、会場から自分に注がれる好奇の目と同時に脅威の視線を感じ取って、思わず、ジョークを飛ばすことによって雰囲気を和ませようとしたのでしょうか?

いずれにしても、すでに人間には彼女の本心を推し測ることはできなくなってしまったのです。

<後半省略>

大勢の有識者が、関係政府に対して「AIに対する先制措置」を講じるよう要請

<省略>

自律型AI戦闘員は、歯止めの効かない軍拡競争を引き起こす

<前半省略>

去年の8月に作成された第一弾の公開書簡で、グーグルを含む複数の企業の持ち株会社として設立された「アルファベット(Alphabet Inc)」の人工知能専門家ムスタファ・シュリーマン(Mustafa Suleyman)を含む115人のAI研究開発者たちは、「AI自律型兵器は、戦争に第3の革命をもたらす不幸の元凶だ」と抗議しています。

AIを搭載した自律型兵器に、人道や倫理を説いたところで無意味です。
なぜなら、「彼ら」は人間と違って永遠に責任能力を持つことがないからです。

責任能力を持つことができない以上、彼らを法廷で裁くことはできません。
したがって、AI自律型兵器は、「命」を失うことも恐れないもっとも勇敢で残酷な大量虐殺者になるべくしてなっていくはずです。

汎用人工知能(AGI)の開発に盲目的に突き進んでいる科学者たち

<省略>

・・・そして、15年前、汎用性を持つ「AGI(artificial general intelligence」という用語が初めて登場したことをきっかけとして、AI分野は飛躍的に進歩しました。

すでにAIは、自動運転技術、自動顔認識システムや画像キャプションの自動生成技術、自動翻訳機やAIゲームプレイヤーなどによって、私たちの身近な存在になりつつあります。

<省略>

・・・AGIに至る道筋には、それぞれの研究者の独自の視点があり、空想に近いと言われかねない技術的および概念的なアイデアが溢れるばかりですが、それらがもたらす問題に関して専門家の合意に達しているとは言えません。

イーロン・マスクのような懐疑派もいれば、これから紹介する「AIバラ色時代」を信じている科学者たちも同じ数だけいるのです。

<省略>

「人間に近いAGIは、5年から7年後には完成する」

ベン・ゲーツェルは、AGIに取り組むに当たって、生物学的に触発を受けています。

それがゆえに、理論的なガイダンスによってAGIエンジニアリングに取りかかろうとすると、その理論的法則がまだ十分には分かっていないため、 AGIの開発においては理論先行ではなく、人間と人間を取り巻く社会の実相の変容と並行して有機的に発展させていかなければならない、と彼は主張しています。

これについても平たく言うと、AGIについては、理論物理学のように「こうであるはずだ」といった論理的仮説を先行させてしまうと、十中八九、そのとおりにならないので、人間の反応や人間社会に与える影響を鑑みて段階的に進めていかなければならない、ということです。

「そんな悠長に構えていたら、人間と同等か、あるいは、それ以上のインテリジェンスを持ったAGIの完成など夢のまた夢」と彼の主張を戯言と決めつける人々もいることはいるのですが、政府や企業が何を優先するかによって完成の時期は大きく変わってくると彼は言います。

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政府が軍事ロボットの開発にうつつを抜かしていれば、「われわれが生きているうちにAGIは実現するだろう」と言わなければならないが、彼自身としては、「5年から7年のうちに完成のめどが立つと信じたい」と言っています。

以下は、ベン・ゲーツェルが、プラハのジョセフ・アーバン(Josef Urban)AI4REASON研究所(ゲーツェルの息子がPhDを務めている研究所)で講演した「人間レベルのAGI完成までの4つのステップ」と題した彼の解説に補足説明を付け加えて、分かりやすく、かつ簡潔に再構成したものです。

第1ステップ:認知的シナジーを実践的にする

<一般向けではないため割愛>

第2ステップ:低レベルのアルゴリズムから高度なアルゴリズムまでを結ぶ

<一般向けではないため割愛>

第3ステップ:全有機体アーキテクチャーとヒト型の必要性

<一般向けではないため割愛>

第4ステップ:スケーラブルなメタ学習

<一般向けではないため割愛>

私たちが導かれようとしているゴールは?

<前半省略>

・・・さて、みなさんは、すでに一つの結論に導かれていることにお気づきでしょうか。

なぜ、米・国家安全保障局(NSA)とマサチューセッツ工科大学(MIT)が協働でブロックチェーンを開発したのか、なぜ、NSAがプリズムなどの通信傍受プログラムをネット上に走らせて、人々のビッグデータを収集しているのか、なぜ、国際通貨基金(IMF)が法定デジタル通貨(世界通貨)の導入は必然だと言っているのか・・・
(※メルマガ第237号パート1~パート3「世界通貨『ビットコイン』は、NSAが開発した!?」にて詳述)

つまり、ブロックチェーン上のトランザクションを活発化させることによって、AIの経験値を短期間のうちに飛躍的に高めることができるのです。

それは、ベン・ゲーツェルの言う、AGIの完成までの4つのステップを短縮化し、グローバル・ガバナンスを早期に実現することを可能にするはずです。

さて・・・グローバル・ガバナンスを別な言い方で表現すると、「国境を超えた世界統治」といった意味になりますか・・・

実は、あなたも私も、すでにそれを「世界政府」と呼んでいるはずです。

最後に、言われているように、本当に2045年にシンギュラリティーが訪れるのか、あるいは、AGIの実現を夢見る科学者たちの仮象に過ぎないのか、本格的な議論はまだ始まっていないことを付け加えておきたいと思います。

個人的には、壮大なペテンか、あるいは、見果てぬ夢と認識しているのですが、果たしてどうでしょう。

※この記事のyoutubeなど動画化を禁止します。


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