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福島第一原発事故が、実は想像以上に深刻だ、と世界中に訴えている原子力専門家・アーニー・ガンダーセン氏ですが、6月7日、CNNキャスター、ジョン・キングのインタビューでは、米国内に住む人々に「ホットパーティクル」について警告を出しています。

動画右下のボタンをクリックして全画面でご覧ください。



この動画を観て、がっかりした人も多いようですが、知らないよりいいです。

シアトルは、アメリカ西海岸最北部・ワシントン州にある風光明媚な都市ですが、ここでも福島第一原発から放射性粒子が飛んできているようです。
このことは、前から言われていたことですが、4月には計測できるくらいの量だったようです。

特に問題なのは、プルトニウム粒子(=ホットパーティクル hot particle)です。

放射性核種の中でも質量が大きいプルトニウムは、遠くに飛ばないといわれていますが、実は、プルトニウムは「ホットパーティクル」と呼ばれる大腸菌と同じくらいの大きさの微粉末となって空中を拡散する性質を持っているそうです。

ホットパーティクル」の毒性 はとりわけ強く、微粉末1、2個が肺の中に入るだけで肺ガンを起こす
(京大原子炉実験所助教 小出裕章  http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/Pu-risk.pdfの4ページ目))

放射性物質の中でも、特に毒性の強いプルトニウムの粒子を「ホットパーティクル」と名付けたようです。

20110610-2.gif
画像クリックで拡大表示


この動画にはありませんが、ガンダーセン氏は、4月に西海岸とシアトルで大気のモニタリングをやっている何人かの科学者と、ひんぱんに連絡を取り合い、大気中のプルトニウムの放射性粒子(ホットパーティクル)の状態を観察していました。

4月の段階で、シアトルの人たちは、一日当たり5個ものプルトニウム放射性粒子(ホットパーティクル hot particle)を肺に吸い込んでいました。
この頃、東京の人は1日当たり10個のホットパーティクルを吸い込んでいました。

人間の成人は一日に10立方メートルの空気を吸い込んで呼吸しているので、10立方メートル当たり10個のホットパーティクルが計測されたということです。

下の写真は肺の中に取り込まれたプルトニウム粒子(ホットパーティクル)をとらえたもので、周囲の細胞に集中的に放射線を浴びせ続け、しまいには肺がんなどを引き起こすもの。フィルムに感光させて発見するものです。

20110610-2.jpeg

日本の原子力関連のサイトでは、

酸化プルトニウムの粒子径が正確に評価されているのが特徴である。
このとき、米国のタンプリンという人物がプルトニウム「ホットパーティクル仮説」を提唱 した。

これは、粒子状に固まって体内に摂取されたプルトニウムは、均等に分布して体内に摂取された場合の11万倍以上も危険であるという仮説で、いずれ全 例が肺がんになると予測し世間の注目を集めた。

この説をよりどころとしてプルトニウムの利用に反対する人たちもいた。
しかし実際には影響が現れなかったの で、逆にタンプリンの「ホットパーティクル仮説」の誤りが実証された例となっている。


原発推進派のサイトは、一様に、このホットパーティクル説を否定することに躍起となっていますが、ガンダーセン氏や、チェルノブイリ原発事故の調査に当たっている専門家の間では、ホットパーティクル説は肯定されています。

これも内部被曝なのですが、放射線核種によってどのように体内の臓器に蓄積されて、DNAを切り刻んでいくかは多少、違うようです。

ヒラリー・クリントン国務長官が、アメリカ人が日本の食べ物と野菜を買うことを奨励する協約を日本と結んだとのことですが、当の米国人は、日本に同情しながらも「とんでもない」と思っているようです。

ともかく最大の問題は、プルトニウムの粒子であるホットパーティクルが、太平洋を渡ってアメリカ西海岸まで飛んでいった、という事実です。

3月12日に1号機が水素爆発し、14日に3号機が水素爆発した頃から、アメリカ、特にヨーロッパ各国ではプルト二ウムの人体汚染に関するスレッドがフォーラムに立ち始めていました。
「われわれ市民のほうで費用を負担するから、大学や研究機関にプルトニウムが日本から飛散しているのか調べさせろ」というものでした。

欧米の人にとっては、プルトニウムが何より恐ろしいものであるようです。
アメリカ、シアトルの人たちにとっては、さぞかし「東電憎し」でしょうね。それに虚言癖ウィルスが細胞の一個一個に取り付いている枝野、菅直人に対してはなおさらでしょう。

4月の時点で、シアトルの住民は10個/1日のホットパーティクルを吸い込んでいたのですから、日本の東北・関東の人たちは、いったいどれくらい吸い込んでしまったのでしょう。

そして、アメリカの学者の間では当たり前のことになっていることが、事故後3ヶ月も経っているのに、なぜ日本ではまったく知らされないのでしょう。
海の向こうのガンダーセン氏は日本の人たちがプルト二ウムを吸い込んでいたことを知っていたのですから。

こうなると「過失」などという生易しいものではありません。
東電、保安院、斑目の原子力安全委員会、官邸は知っていたのですから、もう「未必の故意」で刑事告発するほかありませんね。
彼らを本当に刑務所に入れなければダメです。

今、ガンダーセン氏は、他の科学者たちとともに、ホットパーティクルについての調査結果をレポートにまとめる作業に取り掛かっているそうです。

■アーニー・ガンダーセン氏関連のこれまでの動画と記事

傾きが止まらない4号機建屋の補強工事

IAEA、ICRP=「核」の肯定派から生まれた
3号機建屋の水蒸気爆発時に出た黒煙について
東電、原子力安全・保安院の情報隠しは続いている

東電は爆発当初からプルトニウムが放出されていることを知っていながら、事故を過小評価させるために、プルトニウムの測定を意図的にやってこなかった。
特に、欧米人が日本人と違って、プルト二ウムに敏感なので余計に隠そうとしているのです。
プルトニウム隠し


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HEPAフィルターは放射性粒子の除去に効果がありますので、ご家庭の空気清浄機のメーカー・機種を確認のうえ(メーカー・販売代理店に問い合わせてもいいですね)フィルターの交換を検討してみてください。




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