カレイドスコープ

| 全記事タイトルリスト
HOME   »   経済崩壊  »  メルケルの「震え」と、座して死を待つドイツ銀行
       
20190705.jpg

メルケル首相は、何に怯えているのだろう?

タイムラインに乗って来たドイツ銀行の破綻と資本主義の終焉

ドイツの首相、アンゲラ・メルケルの、この一ヵ月の様子がおかしい。

英国紙インディペンデントが「公の場で、この一ヵ月、三度も体の震えを止められないメルケルを見た」と報じているように、彼女の体に明らかな異変が起こっている。

いや、すべての主流メディアが報じている。

彼女の最初の「発作」は、6月18日、ウクライナ大統領ウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)の歓迎式典で起こった。

屋外に移ったメルケルは、ウクライナ大統領を儀仗兵とともに迎えた際、急に体が震え出して制御できなくってしまった。


その後、儀仗兵の列に沿って歩くメルケルに震えは見られない。

当日は30度近い夏日であったため、脱水症状だろうと見られていた・・・

メルケルの公の場での二度目の「発作」は、6月27日の午前中、ベルリンのイベント会場で行われた新しい法務大臣の任命式で起こった。

ドイツ連邦大統領のフランク - ウォルタースタインマイヤーの隣に立つ64歳の女性は、なぜか、そわそわし出して、自分の震えをコントロールできなくなったようだ。

ドイツのメディアは、その場面をカットして、式典がつつがなく執り行なわれたかのように編集している。(下)


しかし、英国のITVニュースのカメラは、彼女の震えを予想していたかのように、その一部始終を捉えていた。


異変の前兆に気付いた側近が、メルケルに近づいてコップの水を差し出すが、彼女はこれを拒否した。
その後、自分の制御を取り戻したメルケルは笑顔で記者たちのフラッシュを浴び続けた。

側近の対応は正しかった。
メルケルは、他に気をそらす何かがあると気がまぎれるようだ。

三度目は、7月10日、ベルリンで行われたフィンランドのアンティ・リンネ(Antti Rinne)首相の歓迎式典で起こった。

二人が屋外に場所を移して両国の国歌が演奏されたとき、直立不動のメルケルの体が横に縦に震え出した。

インディペンデントのカメラは、それを捉えていたが、見るに耐えかねた側近が椅子に座らせようとした場面はカットされたようだ。


英国のITVニュースは、神経学の医師の見立てを紹介している。

レスリー・フィンドリー博士:
「(メルケル首相は)パーキンソン病ではないと言える。
右手の震えが特に酷いが、ストレスと将来への不安が昂じて代謝異常を引き起こしたものと考えられる。

つまり、(私は)自律神経失調症の可能性が高いと見ている。
健常者でも低血糖になったときに見られる症状だ。

しかし、彼女には神経学的検査が必要で、彼女の震えの原因を突き止める必要がある」

フィンドリー博士が言うように、パーキンソン病でここまでの症状を示すなら、すでに呂律が回らなくなっているだろう。

最近のメルケルは、じっとしていることが苦手のようだ。

では、いわゆる大人のADHD(注意欠如・多動症)の可能性は?

メルケルの場合も、発達障害が大人になってから発現するケースの一つなのだろうか。

無骨とはいえ外交に長けており、優秀な物理学者にして思想家・哲学者でもあるメルケルが?
それは、「ありえない」。

いずれにしても、過剰なストレスによって、彼女の神経が悲鳴を上げていることだけは確かだ。

その原因は、何だろう。

メルケルの精神状態を見ると最悪だ。彼女の精神はボロボロなのだ。

メルケルの任期は2021年までだ。
去年の党首選にも出馬しなかったので、それは確かだ。

彼女の精神状態は、これからますます悪化する傾向にある。
2021年までドイツ首相を努められないかもしれない。

残されている可能性は、政界から逃げ出したいメルケルの一人芝居であるということだ。

どこかの国の首相のように、自分でスタスタ歩いて入院した後、二度と国民の前に姿を見せないというような・・・彼女の名誉のためにも、「それは、ない」と言っておこう。

では何が彼女の体調不良の原因なのだろうか。

幼稚な芝居に世界中の人々を無理やり突き合わせているトランプとFRB議長のパウエルは、結託して再び金融緩和に戻ろうとしている。

数年前に、私が書いたとおりのことが、そのまま進行している。
米国は、「トランプによって金融緩和に舞い戻りして、ハイパーインフレを目指す」と。

なぜそれが、メルケルの震えと関係があるのかだって?

簡単なことだ。FRBの利下げが思ったより早まりそうだからだ。

日銀が財政ファイナンスを言い出したら、デフォルトが近い!?

メルケルの抱える最大の悩み、いや、世界が抱える最大のリスクは、ドイツ銀行の破綻だ。

空売りで莫大な利益を上げようと虎視眈々とドイツ銀行の破綻を待ち構えているヘッジファンドにとっては朗報かも知れない。

というのは、FRBが利下げすれば、ECB(欧州中央銀行)も連動することになっている。
日銀の黒田総裁も「必要とあらば、大規模な緩和が可能だ」と言い出した。

日銀は、これ以上金利を引き下げることはできない。
そんなことをすれば、体力のない金融機関からドミノ倒しのようにバタバタと倒れていくだろう。

だから、1万円札を、さらに刷り続けるということだ。
つまり、今まで言ってきたように財政ファイナンスに踏み切る用意がある」と言っているに等しい。

いやいや、日銀は、ずっと財政ファイナンスを実行してきたのだ。

それを、量的規模を大きくして加速させると言っているのだ。

なぜ、そうせざるを得なくなってしまったのかーーー私にとって、同じことを二度、三度書くことほど苦痛なことはない。
知りたい人は、左カラムの検索フォームに「財政ファイナンス」と入れて関連記事を抽出してほしい。

それより、もっと巨大なことが進行している。
そこにフォーカスして、それを知らせようか。

病的にノーテンキな、あなた方のためにだ。

ただし、数年先のことばかりだから、誰が理解するのだろうか。

いつものことだ。
日本語の文章が読めない日本人ばかりになってしまった。

だから、ツイッターやユーチューブなどのように、都合の良い部分だけを切り取って、さも自分の意見であるかのように偽装しているバカッターたちにばかり群がりたがる。

ペテン師だとは知らないでね。

そもそも私は他人に理解させるために書くのではない。

私には、そうした人間たちを救おうなんぞという、分不相応な正義感も大それた野心なども、もちろん義務などもない。

私は、限度を超えたとき諦めが肝心であることを知っているし、そうした人々を切り捨てるように見捨てる割り切りの良さも持っている。

最後の局面で、彼らは足手まといになって、多くの他人を踏み台のするであろうことを知っているからだ。

しかし、知っていながら黙っていることは罪であると考えている私の精神衛生上の問題から、そうしようとてしているに過ぎない。

ドイツ銀行は、未決済のデリバティブを日本円換算で7500兆円ほど抱え込んだままだ。

これは、約400兆円と言われているドイツのGDPの18倍、EU全体のGDPでは5倍の額に相当する。

ドイツ銀行が崩壊すれば、リーマンショックの数十倍の悲劇になる。
残念ながら、空売りを仕掛けようと虎視眈々と待ち望んでいるヘッドファンドなど、ひとたまりもないだろう。

つまり、市場そのものが崩壊するからだ。それは「二度と元に戻れない世界の終わり」だ。

ドイツ銀行の収益の柱は投資部門だ。利下げとなれば、これが破壊される。

野村證券の永井CEOは、これを「伝統的な投資銀行モデルは崩壊した」とロイターに表現した。

野村證券は、今までの投資銀行のビジネスモデルを変えようと時間との勝負に挑んでいる。
(※メルマガ第293号パート1~パート3「預金封鎖?ハイパーインフレ?日銀が導く悲惨な日本の運命から逃れる方法」にて詳述)

ドイツ銀行とコメルツ銀行との合併話も流れた。
実現したとしても同病相憐れむだ。意味がないし、市場は反応しない。

AIを最大活用しながら有権者を人心操作することによってトランプを大統領選で勝利させた「ケンブリッジ・アナリティカ」の創設者、ロバート・マーサー率いるルネサンス・テクノロジーズが、今月に入って、いよいよドイツ銀行から資金を引き上げる、と言い出した。

生き残るために残されている手立ては、中央銀行システムの外側に出ることだけだ。

それって仮想通貨?、金(ゴールド)?

当面は、それもいいかもしれない。

しかし、このタイミングで、人格障害者のトランプが「仮想通貨は通貨ではない。今後ますます不正な取引に利用されるだろう。だから、トレードしたけりゃ銀行法に則ってやることだ」と言ったことは大きな意味がある。

だから、仮想通貨(法的には「暗号資産」)が暴落した。

だが、もう一回、二回は吹き上げるだろう。
トレードのテクニックもないのに無謀にも買ってしまった人は、ウォレットに鍵をかけて箪笥の奥にしまい込んでおくことだ。

ただし、生きていればの話だ。

日本の金融機関は、6月28日をもって小切手の取立(現金化)を終了した。
北朝鮮への送金業務を受け付けていた、あのユルユルの足利銀行でさえもだ。

国内で小切手の取立(現金化)を受け付けているのは、外資系信託銀行だけだ。
それも、過去に同行と継続的に取引実績のある法人、個人だけである。

外国為替取引を行うために新しく口座をつくろうとしても、法人ではなおさら難しい。
個人であれば、厳重な審査の上、なんとか口座を開設できそうだが、それでも、たとえば日本円をドルに替えるといった取引は限定される。

100万円~200万円の買い物の代金を相手会社に振り込もうとしても、銀行にいろいろ訊かれる。
まるで、マネロンのマフィア扱いだ。

以前のように、国外に容易に資金を出せないようになってきたということだ。

私は、実際に、こうした銀行数行に話を聞きに行ったのだ。
が、逆にいろいろ講釈することになってしまった。

これは何を意味する?

メルケルさん、お大事に。





関連記事
       
NEXT Entry
エプスタインの罠に嵌ったイスラエルの奴隷・トランプ
NEW Topics
「史上最大級」の正常性バイアスと都会から脱出した人々
「晋三 39歳」と2009年ビルダーバーグで決定!ドル崩壊
東京五輪、横浜カジノ、金融危機ー崩壊へ向かう日本②③
東京五輪、横浜カジノ、金融危機ー崩壊へ向かう日本!①
リーマン前夜!金融黙示録から目を背ける日本人の運命
サウジ石油施設の偽旗作戦はEUの「脱ドル化」合意へ
金融エンドゲームと銀(シルバー)価格の上昇トレンド
中央銀行がIMFのデジタル通貨を受け入れる恐いイベント
今秋からの市場の全面崩壊が資本主義の息の根を止める
景気後退へ突入!これから始まる本格的なゴールドの上昇
クラッシュ目前!中央銀行が現金を廃止したい本当の理由
ドルの終焉に備えるJPモルガンと最強!ロシアの暗号通貨
秋以降に市場転換で、ほうぼうでクラッシュ始まる!?
シリコンバレーと情報機関は影の世界政府のフロント
国防総省とシリコンバレーとgoogleの本当の秘密②
ブログ管理人

管理人:ダンディー・ハリマオ

『カレイドスコープ』は「目から鱗(うろこ)」とよく言われます。
このブログは視界ゼロメートルの世界情勢を見通す独自の視座を持った未来透視図です。
ウェブマガジンお申込み

カード、銀行振込、コンビニ決済、ペイジー、ケータイ決済に対応。
初回お申し込みの月の月末までは無料です。
メルマガお申し込み

有料メルマガのカードでのお申し込みはこちらからです。
初回お申し込みの月の月末までは無料です。
ご質問について
カテゴリ

openclose

カテゴリー+月別アーカイブ
 
全記事表示リンク
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ハリマオレポートへ

姉妹サイト「ハリマオレポート」へ
検索フォーム
リンク10-フィアット通貨
リンク13-ユーラシア
リンク15-中東情勢
ログイン
QRコード
QRコード

Page Top